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音声でも聴けるミニッツ・バイ・日経ってどう? 体験レビュー。

2024年12月27日

ミニッツバイ日経のレビュー

ミニッツ・バイ・日経は、日本経済新聞が創刊したWEBメディア。
「一日3分、必要最低限のニュースをわかりやすく」というコンセプトで、音声でも聴くことができます。

価格は初回1か月無料で月額980円。

ここでは、ミニッツバイ日経を無料体験をしたレビューを紹介します。
最初に結論を言うと、

結論

  • 扱うニュースが軽めで、主要ニュースをミニッツ一つで把握できない
  • アプリを提供されていないため、音声読み上げは使いにくい
  • 音声で聴きたい場合は、「聴く日経」の方が低価格で内容も充実している

ミニッツバイ日経とは

ミニッツバイ日経

ミニッツ・バイ・日経は、日本経済新聞が2024年11月に創刊したWEBメディア。
「一日3分、必要最低限のニュースをわかりやすく」がコンセプト。

学生から若手ビジネスパーソンまで「ニュースの本質を短時間で理解したい」というニーズに応えることが目的です。

内容

3つのコーナーから構成されています。

One STORY

日本を含めた世界の出来事を一つ選び、わかりやすく解説する

Brief Me

「最小限、これだけは読んでおくべき」と思われるニュースを数本ピックアップし、短く要約。

WORDS

経済用語や専門用語の意味を1つ取り上げて説明

料金

初回1か月無料で、その後は月額980円(税込)。

専用アプリ

2024年12月現在、専用アプリは提供していません。

音声読み上げ

どのニュースも、AI音声での読み上げで聴くことができます。

ミニッツバイ日経のレビュー

長年の日本経済新聞の購読者としての視点から、ミニッツバイ日経をレビューします。

コンテンツの内容

ミニッツバイ日経の内容レビュー

コンテンツの内容についてのレビューです。

Brief Me(厳選テーマの記事要約)

感想

「厳選テーマの記事要約」とうたいつつ、ニュース内容が軽めです。
主要ニュースがほぼ入っていません。
これなら、無料のネットニュースで十分では?と感じます。

「Brief Me」と、ポッドキャスト「聴く日経」で配信された2日間のニュースを比較してみます。

2024年12月25日のミニッツバイ日経・Brief Me
  1. 【労基法見直し】連続勤務日数「最長13日に制限」提言 厚労省研究会(経済・政策)
  2. 【仮想通貨流出】DMMビットコインの482億円相当流出、北朝鮮系ハッカーが関与(総合1面)
  3. 【蛍光灯禁止】水銀規制で蛍光灯の製造・輸出入を禁止、28年1月 政府決定(経済・政策)
(参考)2024年12月25日の「聴く日経」
  1. 政治改革3法成立、企業献金は3月に結論(1面)
  2. アメリカ当局日鉄のUSスチール買収、バイデン氏に判断一任(1面)
  3. 石破総理トランプ氏と会談に意欲(総合1面)
  4. 年末商戦底堅く。百貨店ボーナス追い風(ビジネス1面) 他、ビジネス1面記事2つ
2024年12月26日のミニッツバイ日経・Brief Me
  1. 【原油安なのに】ガソリン1年ぶり180円台に上昇(商品)
  2. 【やっぱり暑かった】日本の平均気温、2年連続で過去最高(社会)
  3. 【能登の老舗復活】加賀屋、26年冬に営業再開(2024年12月25日)
(参考)2024年12月26日の「聴く日経」
  1. トヨタROE目標20%(1面)
  2. 中国富裕層に10年ビザ新設(1面)
  3. 2025年度予算案、一般会計115兆5000億円(1面)
  4. 伊予鉄が路線バス無人走行(ビジネス1面) 他、ビジネス1面記事2つ

One Story

感想

社会で起こっている出来事を1つ解説しています。
人により興味の有無が分かれる内容になりますが、おおむね読み物として面白いと言えます。

2024年12月25日

ソニーの「プレステ」常識打破の30年 スマホやPCゲーム台頭で競争激しく

2024年12月26日

結局、手取りは増えるの? 年収103万円と106万円の壁はどう変わる

Words

感想

用語の解説が適切にされています。

2024年12月25日

消費税の軽減税率とは 税負担軽減のため一部のモノやサービスに適用する低い税率

2024年12月26日

知的財産権とは 発明や著作を生み出した人の権利、特許や著作権などで保護

 

音声読み上げ機能について

ミニッツバイ日経の音声読み上げレビュー

感想

2024年12月現在、専用アプリが提供されておらず、音声は使いにくいです。

具体的には、

  • バックグラウンド再生ができない。手動で画面を常時ONの状態にしておかないと、音声読み上げが途切れる
  • 速度変更は可能。しかし、ページを変える都度、再生ボタンの押し、速度変更する必要がある。

メモ

バックグラウンド再生とは、画面をオフにしている間も、メディアを再生できる機能

AIによる読み上げは、イントネーション違いや読み間違いはあるものの、内容は理解できます。

ミニッツバイ日経が向いている人

ミニッツバイ日経が向いている人とは
「内容が自分のニーズと合っていると感じる人」

30日無料体験を試してみるのがおすすめです。

ミニッツバイ日経の代わり2つ

ミニッツバイ日経の弱点は、主要ニュースをこの一つで把握できないところです。
税込980円払う価値あるかなあ・・・というのが正直なところ。

ミニッツバイ日経の代わりとなる、無料・低価格の日経ニュースアプリを2つ紹介します。

ポッドキャスト「聴く日経」

聴く日経

おすすめは、日経ポッドキャスト「聴く日経」。
文字で読むことはできませんが、通勤時間に主要ニュースをさくっと聴いて把握できます。
ナレーターが読んでいるので、違和感もありません。

「l聴く日経」は「audiobook.jp」の聴き放題プラン(月額1,330円 年額9,990円(月額換算833円)の対象。
このページ経由で申し込むと、初回14日無料⇒30日無料になります。
「聴く日経」ポッドキャストを単独で申し込むこともできます。(1ヶ月550円:初回30日無料)

聴き放題プランに入会すると、ビジネス書や小説も聴き放題なので、聴き放題プランのほうがおトク。
時間は20分程度。

 聴き放題プランのWEBサイトはコチラから
聴く日経ポッドキャストはコチラから

ポッドキャスト「ながら日経」

ながら日経

「ながら日経」は無料のポッドキャスト。

日本経済新聞の朝刊から5~6本の記事を紹介。
配信日は月~日まで毎日。

ニュースから、電子版の日経へのリンクもあり、部分的に読むこともできます。

「ながら日経」はApple、 Amazon、 Spotifyなど主要なポッドキャストアプリで聴けます。