Youtubeの朗読で青空文庫2022年3月のランキングを聴く!

2020年11月12日

青空文庫のランキングをYoutubeの朗読で

青空文庫は、著作権が消滅した作品や、著者が許可した作品を無料で提供しているインターネット図書館。
日本・海外の名作を読むことができます。

ここでは、青空文庫2022年3月のアクセスランキングを元に、朗読が聴けるYouTube動画を紹介します

ランキングを作家の名前から見ると、10位以内に宮沢賢治作品3つ、夏目漱石作品3つ、太宰治作品が2つ入っています。
誰もが名を知る文豪の人気は不動です。

では、10位以内の作品を紹介します。

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青空文庫を朗読で

1位:雨ニモマケズ(宮沢賢治)

感想

「雨にも負けず風にも負けず」で始まる宮沢賢治の代表作。
賢治の理想とする生き方が短い詩の中に切々と語られます。
テレビ番組「情熱大陸」などのナレーター、窪田等さんの朗読が心に沁みます。

2位:走れメロス(太宰治)

あらすじ

人を信じられず、次々と人々を殺す王。
正義感にあふれるメロスは、王に歯向かい、死罪を宣告されます。
妹の結婚式に出席して、死刑の時刻までに戻ってくると宣言するメロス。
自分の身代わりに、親友のセリヌンティウスを差し出すのでした。

感想

友情と信頼がテーマの、児童向けの作品であるため、聴きやすくわかりやすい作品です。
メロスが懸命に走る姿と苦悩が、脳裏に自然と浮かびます。

3位:こころ(夏目漱石)

あらすじ

鎌倉で「先生」と呼ぶ男性に出会った主人公。
仕事もせず、本を読んで一日を過ごす先生は、月に一度、友人の墓参りに出かけます。
先生の過去には何があったのか?

感想

夏目漱石の数ある作品の中で、人気のある名作の一つがこの「こころ」。
「こころ」を持つがゆえに、悩み苦悩する登場人物の描写が秀逸。

4位:我輩は猫である(夏目漱石)

あらすじ

「吾輩は猫である。名前はまだない。」という有名な一説で始まる名作。
拾われて飼い猫となった「我輩」が人間社会の滑稽さを語ります。

感想

猫から人間を見た社会という設定や、飼い主であるくしゃみ先生や友人達も個性派ぞろいで面白い。
しかし、とにかく長い。
後半は聴くのが辛かった・・・。

5位:銀河鉄道の夜(宮沢賢治)

あらすじ

父親が漁から戻らず、病気の母親との生活を支えるために、学校後に働くジョバンニ。
彼はケンタウルス祭り(星祭り)の夜、友人のカンパネルラと銀河鉄道に乗るという不思議な体験をします。
二人の旅はどうなるのでしょう?

感想

幻想的な雰囲気を持った作品。
友人とワクワクしながら宇宙を旅する話ではなく、死者とのつながりや本当の幸せがテーマの、物悲しく奥の深い物語。

6位:やまなし(宮沢賢治)

あらすじ

川の底にいるカニの兄弟とお父さんが体験する世界。
魚がカワセミに食べられてしまったり、やまなしがぷかぷか浮いてきたり。
幻想的な雰囲気が漂います。

感想

カニ一家の自然の中での営み。
ほのぼのとするようなくだりあり、食物連鎖で出来ている自然の生態の厳しさもあり。
賢治の深い考えが現れているという説もあり、いろいろな読み方ができる短編です。

7位:羅生門(芥川龍之介)

あらすじ

時は、天災や疫病で荒廃してしまった平安京。
累々と死体が横たわる羅生門に主人に解雇された一人の男がいました。
盗賊になろうかと思い悩んでいた男は、一人の老婆と出会います。

感想

飢え死にするか、それとも盗賊になるか。
究極の状況の中で、善と悪が交差する男の心。
人間のエゴと弱さを描きだした短編小説。

8位:人間失格(太宰治)

あらすじ

本当の自分をさらけだせずに、おどけることでしか人とつきあえない主人公。
酒と薬と女性に溺れる自堕落な人生を送っています。
「恥の多い生涯を送ってきました」で始まる太宰治の代表作。

感想

ダメ男の愉快でない物語なのに、どうなるんだろうと先が気になります。
太宰治の筆の力を感じます。

9位:山月記(中島敦)

あらすじ

下級役人になった李徴(りちょう)は、つまらない仕事と、優れた自分が評価されない社会に嫌気がさし、消息を絶ちます。
数年後、李徴(りちょう)の友人の袁傪(えんさん)は、山道で人食い虎になってしまった李徴(りちょう)と出会うのでした。

感想

李徴(りちょう)はなぜ虎になってしまったのか?
自尊心や羞恥心など、誰もが持つ人間の性質が肥大するとどうなるのか?
現代でも十分に起こりうる話に考えさせらる内容です。

10位:夢十夜(夏目漱石)

あらすじ

「こんな夢を見た」で始まる、夢と現実を行き来する10話の短編オムニバス。
不思議な世界の物語。

感想

10話の短編は、比較的わかりやすい話もあれば、何が言いたかったのだろうと考えてしまう話もあります。
戒めや皮肉、悲しさも込められていて、奥の深い、不思議な空間に漂う物語を楽しめます。

まとめ

青空文庫2022年3月のランキングはこちらから
1位から500位までの作品が記載されています。

青空文庫のランキングをYouTubeの朗読で
あわせてよみたい青空文庫2022年4月のランキングをYouTubeの朗読で!

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