Youtubeの朗読で青空文庫2022年7月のランキングを聴く!

2020年11月12日

青空文庫のランキングをYoutubeの朗読で

青空文庫は、著作権が消滅した作品や、著者が許可した作品を無料で提供しているインターネット図書館。
日本・海外の名作を読むことができます。

ここでは、青空文庫2022年7月のアクセスランキングを元に、朗読が聴けるYouTube動画を紹介します

ランキングで目新しいのが、7位に入った小酒井不木。
ラストがゾクッとするサスペンス調の作品です。

では、10位以内の作品を紹介します。

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青空文庫を朗読で

1位:雨ニモマケズ(宮沢賢治)

感想

「雨にも負けず風にも負けず」で始まる宮沢賢治の代表作。
賢治の理想とする生き方が短い詩の中に切々と語られます。
テレビ番組「情熱大陸」などのナレーター、窪田等さんの朗読が心に沁みます。

2位:山月記(中島敦)

あらすじ

下級役人になった李徴(りちょう)は、つまらない仕事と、優れた自分が評価されない社会に嫌気がさし、消息を絶ちます。
数年後、李徴(りちょう)の友人の袁傪(えんさん)は、山道で人食い虎になってしまった李徴(りちょう)と出会うのでした。

感想

李徴(りちょう)はなぜ虎になってしまったのか?
自尊心や羞恥心など、誰もが持つ人間の性質が肥大するとどうなるのか?
現代でも十分に起こりうる話に考えさせらる内容です。

3位:こころ(夏目漱石)

あらすじ

鎌倉で「先生」と呼ぶ男性に出会った主人公。
仕事もせず、本を読んで一日を過ごす先生は、月に一度、友人の墓参りに出かけます。
先生の過去には何があったのか?

感想

夏目漱石の数ある作品の中で、人気のある名作の一つがこの「こころ」。
「こころ」を持つがゆえに、悩み苦悩する登場人物の描写が秀逸。

4位:羅生門(芥川龍之介)

あらすじ

時は、天災や疫病で荒廃してしまった平安京。
累々と死体が横たわる羅生門に主人に解雇された一人の男がいました。
盗賊になろうかと思い悩んでいた男は、一人の老婆と出会います。

感想

飢え死にするか、それとも盗賊になるか。
究極の状況の中で、善と悪が交差する男の心。
人間のエゴと弱さを描きだした短編小説。

5位:走れメロス(太宰治)

あらすじ

人を信じられず、次々と人々を殺す王。
正義感にあふれるメロスは、王に歯向かい、死罪を宣告されます。
妹の結婚式に出席して、死刑の時刻までに戻ってくると宣言するメロス。
自分の身代わりに、親友のセリヌンティウスを差し出すのでした。

感想

友情と信頼がテーマの、児童向けの作品であるため、聴きやすくわかりやすい作品です。
メロスが懸命に走る姿と苦悩が、脳裏に自然と浮かびます。

6位:銀河鉄道の夜(宮沢賢治)

あらすじ

父親が漁から戻らず、病気の母親との生活を支えるために、学校後に働くジョバンニ。
彼はケンタウルス祭り(星祭り)の夜、友人のカンパネルラと銀河鉄道に乗るという不思議な体験をします。
二人の旅はどうなるのでしょう?

感想

幻想的な雰囲気を持った作品。
友人とワクワクしながら宇宙を旅する話ではなく、死者とのつながりや本当の幸せがテーマの、物悲しく奥の深い物語。

7位:恋愛曲線(小酒井不木)

あらすじ

明日の結婚を前にした友人のA君に医学者の「僕」から送られた手紙。
その手紙には、「僕」が「恋愛曲線」なるものを送ると書かれています。
「恋愛曲線」とはいったい何?

感想

「僕」の狂気が迫ってくるような物語。
ラストにはゾクっとさせられます。

8位:我輩は猫である(夏目漱石)

あらすじ

「吾輩は猫である。名前はまだない。」という有名な一説で始まる名作。
拾われて飼い猫となった「我輩」が人間社会の滑稽さを語ります。

感想

猫から人間を見た社会という設定や、飼い主であるくしゃみ先生や友人達も個性派ぞろいで面白い。
しかし、とにかく長い。
後半は聴くのが辛かった・・・。

9位:蜘蛛の糸(芥川龍之介)

あらすじ

お釈迦様が極楽にある蓮池を覗いて見えたものは、地獄で苦しむ罪人達。
そこで、人を殺したり家を焼いたりと悪行三昧の大泥棒・カンダタを見つけます。
お釈迦様は、カンダタが生前に蜘蛛を助けたという善行を1つだけしたことを思い出されます。
蜘蛛の糸を地獄の底にたらして、カンダタを救おうとされるのでした。

感想

芥川龍之介が児童向けに書いた作品ですが、大人でも興味深く聴けます。
なぜ、お釈迦様が蜘蛛の糸を使ってカンダタを助けようとしたのかなど、仏教の考え方が作品に込められているので、聴いた後に解説サイトを読むと二重に楽しめます。

10位:人間失格(太宰治)

あらすじ

本当の自分をさらけだせずに、おどけることでしか人とつきあえない主人公。
酒と薬と女性に溺れる自堕落な人生を送っています。
「恥の多い生涯を送ってきました」で始まる太宰治の代表作。

感想

ダメ男の愉快でない物語なのに、どうなるんだろうと先が気になります。
太宰治の筆の力を感じます。

まとめ

青空文庫2022年7月のランキングはこちらから。
1位から500位までの作品が記載されています。

青空文庫のランキングをYouTubeの朗読で
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