小説やビジネス書の朗読が聴けるオーディオブックといえば、Audible(オーディブル)とAudiobook.jpが(オーディオブック.jp)が2020年現在、国内の2大サービス。
どちらがおすすめなのでしょう。
最初に結論を言うと、オーディブルが新サービス導入により、かなりおすすめになりました。
オーディブルが新サービスを開始
従来、オーディブルはラインナップはよいものの、値段が高いという印象でした。
しかし、2020年秋にオーディブルがサービスの見直しを実施。
会員特典の追加により、魅力あるサービスに生まれ変わりました。
オーディオブック.jpの聴き放題も改善
オーディオブック.jp の聴き放題プランは、750円という破格の月額料金。
一方、発効日の古い本が多く、ラインナップが微妙という問題がありました。
しかし、最近は期間限定でベストセラーや話題の本が聴けるように改善されました。
オーディオブック.jpの月額会員はオトク感減少
オーディオブック.jpの月額会員プランは、月額料金にボーナスポイントが追加されるサービス。
オーディブルと比較すると、お得感が少なくなったように感じます。
失敗しないオーディオブックサービス選び
失敗しないオーディオブックサービス選びをまとめると、次の通りです。
ポイント
- サービス内容がよければ、1,500円の料金を払ってもよい
⇒ オーディブルがおすすめ。 - 新刊はなくても、1,000円以下で多くの本を聴きたい
⇒ オーディオブック.jpの聴き放題プランがおすすめ。 - 毎月は払えないがたまに聴きたい
⇒ オーディオブック.jpの単品購入がおすすめ
オーディオブックを見てみる
目次
全体の内容比較
では、audible(オーディブル)とaudiobook.jp(オーディオブック.jp)について全体の比較をします。
オーディブル | オーディオブック.jp | ||
---|---|---|---|
聴き放題 | 月額会員 | ||
月額料金 | 1,500円 | 750円 | 550~33,000円の7種類 |
聴き放題有無 | 無 | 有 | 無 |
聴取可能冊数 | 1冊+ボーナス1冊 | 対象本10,000冊 | 保有ポイントの範囲 |
全体の冊数 | 40万冊(日本語14,000冊) | 10,000冊 | 23,000冊 |
ジャンル | バランスよく網羅 | ビジネス書が多い | ビジネス書が多い |
使い切り後 | 30%引で購入可/3600円で3冊 | 特になし | 購入不可 |
セール | 有 | 一般セールのみ | 一般セールのみ |
オーディブル
オーディブルのサービス内容
オーディブルは月額料金は1,500円。
サービス内容は下記の通りになります。
内容
- ひと月に手に入るオーディオブックは2冊
(自由に選べる本1冊とオーディブルが選んだ本1冊) - 独自のポッドキャストが無料で聴取可能
- 3,600円で3冊分の本を追加購入可能
- 30%OFFで単品購入が可能
オーディブルのメリット
オーディブルのメリットは下記になります。
メリット
- ビジネス書・小説・児童書とバランス良く取り揃える
- 新刊、ベストセラー、話題の本が聴ける
- 面白くなかったら返品・交換が可能
- 不定期に会員限定のセールが開催される
- 退会しても、ダウンロードした本は聴取可能
オーディブルのデメリット
オーディブルのデメリットは下記になります。
デメリット
- 分割でダウンロードできる本が限られ、スマホの容量を使う
オーディブルは、分割してダウンロードできるオーディオブックが限られます。
スマホの空き容量が少ない人は注意する必要があります。
オーディオブック.jp聴き放題
オーディオブック.jp聴き放題のサービス内容
オーディオブック.jp聴き放題プランの月額料金は750円。
サービス内容は下記の通りになります。
内容
- ひと月に聴けるオーディオブックは対象の本、約10,000冊
- 独自のポッドキャストが無料で聴取可能
- 期間限定でベストセラー・話題の本が追加される
- 対象の本がひと月に20~30冊程度追加される
オーディオブック.jp聴き放題のメリット
オーディオブック.jp聴き放題のメリットは下記になります。
メリット
- 日本経済新聞社の「聴く日経」が対象
- 好みに合わない本は気軽に途中で止められる
- 本の分割ダウンロードができる
オーディオブック.jp聴き放題のデメリット
オーディオブック.jp聴き放題のデメリットは下記になります。
デメリット
- ビジネス書・自己啓発書が多く、小説が少ないなど、ジャンルのバランスが悪い
- 発行日の古めの本や、著作権の消滅した本が多い
オーディオブック.jp聴き放題は、現在の新刊やベストセラーは対象外。
月額750円と破格の料金なので、いたしかたないところがあります。
対象となる本に現代小説が少ないのは難点。
エンターテインメント性が高い本を増やしてほしいところです。
オーディオブック.jp月額会員
オーディオブック.jp月額会員のサービス内容
オーディオブック.jp月額会員の料金は550円~33000円(税込)まで7種類。
サービス内容は下記の通りになります。
内容
- それぞれの金額に合わせてボーナスポイントが加算
オーディオブック.jp月額会員のメリット
オーディオブック.jp月額会員のメリットは下記になります。
メリット
- 11%~27%分のボーナスポイントが加算される
- 退会した後も購入したオーディオブックは聴ける
オーディオブック.jp月額会員のデメリット
オーディオブック.jpのデメリットは下記になります。
デメリット
- 返品・交換は不可
まとめ
オーディオブックのおすすめサービスは下記の通りとなります。
サービス内容がよければ、1,500円の料金を払ってもよい ⇒ オーディブルがおすすめ
新刊はなくても、1,000円以下で多くの本を聴きたい ⇒ オーディオブック.jpの聴き放題プランがおすすめ
毎月は払えないがたまに聴きたい ⇒ オーディオブック.jpの単品購入がおすすめ
オーディオブックを見てみる
2020年秋にオーディブルがサービスの見直しを実施したことにより、従来のオーディブル=値段が高いという問題点が払拭されました。
月額1,500円で
自由に選べる本1冊+オーディブルが選んだボーナス本1冊が聴ける
3,600円の支払いで3冊分の本の追加購入が可能
オーディブルのオリジナルコンテンツも聴ける
と会員特典がアップし、魅力的なサービスとなりました。
オーディオブック.jp の聴き放題プランは、750円という破格の月額料金。
最近は期間限定でベストセラーや話題の本が聴けるように改善されています。
以前はオーディオブック.jpの会員になると限定セールのお知らせが頻繁にきました。
しかし、最近は会員向け限定セールは開催されなくなってきています。
セールは時々開催されていますが、一般の人でも参加可能となったので、会員になるメリットは薄れています。
ちなみに、筆者はオーディブルのオトク感が増したので会員になりました。
現在のところ、オーディオブック.jpの聴き放題プランも続けています。