AudibleとAudiobook.jpを比較した結論 [2019]

2019年9月3日

オーディブルVSオーディオブック

小説やビジネス書・教養書の朗読が聴けるオーディオブックといえば、Audible(オーディブル)とAudiobook.jpが(オーディオブック.jp)が2019年現在、国内の2大サービス。

実際どちらがおすすめなのでしょう。
失敗しないオーディオブックサービス選びのポイントは次の通りです。

ポイント

  • 料金が多少高くても、質とコンテンツのバランスを求める人は、オーディブルがおすすめ。
  • 安価な料金で、古くても多くの本を聴きたい人は、オーディオブック.jpの聴き放題プランがおすすめ。
  • ビジネス書や自己啓発書の新刊・話題の本が聴きたい人は、オーディオブック.jpの月額会員か単品購入がおすすめ

全体の内容比較

では、audible(オーディブル)とaudiobook.jp(オーディオブック.jp)について全体の比較をします。

  オーディブル オーディオブック.jp
  コイン制 聴き放題 月額会員
月額料金 1,500円 750円 324~32,400円の8種類
聴き放題有無 無し 有り 無し
聴取可能冊数 1冊 対象本10,000冊 保有ポイントの範囲
全体の冊数 40万冊(日本語12,000冊) 10,000冊 23,000冊
ジャンル バランスよく網羅 小説が極端に貧弱 小説が弱い
使い切り後 30%引で購入可 特になし 特になし
セール ほとんどなし

 

料金

オーディブル

ココがおすすめ

・面白くなかったら返品・交換可能

ココがダメ

・月額料金1,500円で月1冊という料金設定が高い
・ほとんどの本が2,500円~という価格のため、月1冊消化後の30%割引でも値段が高い

オーディブルの問題点は、料金設定が高めという点です。
なので、本にお金をかけるのは自己投資だから気にしない、駄作を聴いて時間を無駄にしたくないという人にはおすすめです。

どのように価格設定になっているのかというと、

  オーディブル オーディオブック.jp
  通常料金 30%割引後料金  
サピエンス全史(上) 3,500円 2,450円 2,052円
最高の休息法 3,000円 2,100円 1,620円
90歳何がめでたい 2,500円 1,750円 1,296円
火花 3,500円 2,450円 2,052円

1,500円で月1冊の割り当て分を使った後、2冊目からは30%割引で購入できますが、その金額もオーディオブック.jpの料金より高くなっています。
オーディブルとオーディオブック.jpとで保有している本の内容がまったく同じではないので、全てを比較することはできませんが、概して高めに設定されています。

さらにオーディブルでは、本のセールをほとんど行っていません。
セール価格の時にまとめて買うということもできません。

オーディオブック.jp

ココがおすすめ

・聴き放題プランは、対象の本が限られるが月額750円とお得
・月額会員プランは324円~32,400円と好きな金額が選べる
・30%~50%offのセールが頻繁に行われる(対象の本はその時々で異なる)

ココがダメ

・購入後の返品・交換はできない

オーディオブック.jpの料金に関する問題点はありません。

聴き放題プランの対象となる本が古く、現代小説などもほとんど含まれていないなど、コンテンツ内容が微妙ではありますが、月額750円なので仕方がないともいえます。

聴き放題プランや月額購入プランに入らなくても、単品購入もできます。

セールが頻繁に行われるところもポイント高し!です。

コンテンツの充実度

オーディブル

ココがおすすめ

・ビジネス書・自己啓発・小説など本のジャンルに偏りがない
・話題の本もラインナップに入っている
・声優さんなどプロが朗読しておりききやすい
・英語の本が39万冊とかなり充実

ココがダメ

・特になし

オーディブルのコンテンツは充実しています。

ビジネス書に関しては、オーディオブック.jpの方が最新刊が含まれている印象ですが、オーディブルはオーディブルで、独自の本も取り揃えています。

小説に関しても、最近の話題の本を扱っているので、楽しめます。

オーディオブック.jp

ココがおすすめ

・ビジネス書に関しては、最新刊も扱っていてかなり充実している

ココがダメ

・聴き放題プランの対象本は5年以上前の本。
・聴き放題プランの小説に関しては、著作権の消滅した文豪の名作で、現代小説はほとんどない
・月額会員プランや単品購入でも小説の取り揃えが弱い
・機械音声だったり、朗読にクセがあったりして聴きにくい本もある

オーディオブック.jpはビジネス書や自己啓発書に力を入れていて、新刊・話題の本も取り揃え、文句ありません。
一方、小説のような楽しむ本が少なく、オーディブルと比較すると貧弱です。

聴き放題プランは、月額750円とかなりお得ですが、対象となる本が5年以上前と古いです。
また、小説は夏目漱石や芥川龍之介など著作権の消滅した名作がほとんどで、現代小説はあまり含まれていません。

オーディオブック.jpの品揃えは、偏りがある印象です。
ビジネス書や自己啓発書で学びたい人は問題ないと思いますが、小説やオーディオドラマで楽しみたい人は物足りなく感じると思います。

本の探しやすさ

オーディブル

ココがおすすめ

・ジャンル分けがされているので比較的本を探しやすい
・レビューが閲覧できるので参考になる

ココがダメ

・特になし

オーディブルは、本の詳細なジャンル分けがされているので、探しやすくなっています。
購入者のレビューも大変参考になります。

オーディオブック.jp

ココがおすすめ

・売れ筋ランキングが参考になる

ココがダメ

・本のジャンル分けが大雑把かつ重複していて、大変探しにくい
・レビューはない

オーディオブック.jpは本のジャンル分けが大雑把で、どんな本があるのか大変探しにくいです。
例えば、「文芸・落語」というジャンル分けで、その中には、文芸小説もミステリーも落語も童話も、はたまた海外文学も全て一緒くたです。
探すのに時間がかかって仕方がありません。

これは、どうにか改善してもらいたいものです。

また、レビューはないので、誰かの意見を参考にするということはできません。

アプリの使い勝手

オーディブル

ココがおすすめ

・再生速度を7段階で変更可能
・作品中にブックマークで印をつけられる

ココがダメ

・iosはアプリから本の購入ができない

オーディブルのアプリは、使い勝手がよく、ストレスを感じません。

唯一の問題点は、iosの場合、アプリから本の購入ができないことです。
ブラウザでオーディブル・アマゾンサイトにいき、そこで本を購入しなければならないので、ひと手間かかります。

オーディオブック.jp

ココがおすすめ

・再生速度の変更可能
・作品がいくつかのトラックに分割されていて、特定部分を再度聴きたい時に便利

ココがダメ

・ios・アンドロイド共にアプリから本の購入はできない
・レビューはない

オーディオブック.jpも再生速度の変更や早送り、巻き戻しなどストレスなく操作することができます。

一方、ios・アンドロイド共にアプリからの本の購入はできません。
ブラウザでオーディオブック.jpサイトにいき、そこで本を購入しなければならないので、ひと手間かかります。

まとめ

毎月どの位のお金をオーディオブックに出すつもりがあるかというのはサービスを選ぶにあたっての重要なポイントです。
オーディブルのひと月1,500円で1冊というのは、高いなあと思うので、金銭的観点でいえば、オーディオブック.jpに軍配があがるでしょう。

ただ、人によってオーディオブックに求めるものは違います。
オーディブルもオーディオブック.jpも一長一短で、一概にコチラがよいとはいえません。

筆者はオーディオブック.jpの聴き放題プランに加入しています。
聴き放題で多くの本を聴きつつ、プラン対象外の本はセールで購入して聴いています。

また、オーディオブック.jpは小説の品揃えが弱いので、他のオーディオブックサイトも活用しています。

日本で「聴く本」はまだまだ発達途上です。
自分が求めるものを、いくつかのサイトを使って購入するのが賢い方法といえます。

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