若者に大人気のASMR。
ASMRは聴覚や視覚から刺激を受けて感じる心地よい、癒しの感覚とされています。
今、youtubeではこのASMR動画が何十万、何百万と視聴されています。
この人気を受けて、企業も商品開発やCMにASMRの活用を始めています。
企業は、人々に好感を持ってもらうことを目的としてASMRを作ります。
見ていて心地よい動画や商品になっています。
食べ物の咀嚼音やささやき声など、典型的なASMRが嫌いな人でも、企業版ASMRは受け入れやすいのではないでしょうか。
ここでは、企業が作ったASMRを紹介します。
目次
企業が作るASMR
Apple ASMR1
説明
2019年8月にAppleは4つのASMR動画を投稿しています。その中の一つが、「A calm rain at camp(キャンプでの安らかな雨」と名付けられた動画。
キャンプ場のいくつかのスポットで、サーサー・ピチョンピチョンと降る雨の音。
慣れ親しんでいる雨の音は、つい聴いてしまいます。
Apple ASMR2
説明
二番目は「Crunching sounds on the trail(山道を歩く音)」と名付けられた動画。落ち葉の山道をざくっざくっと踏みしめて進んでいく音。
ハイキングや山登りが頭に浮かびます。
Apple ASMR3
説明
3番目は「Satisfying woodshop sounds(満たされる木工作業の音)」と名付けられた動画。男性が作業場で、木を削ったりかんなをかけたり、木工仕事をするリズミカルな音。
この音を聴くと、落ち着きを感じる人もいるのではないでしょうか。
Apple ASMR4
説明
4番目は「Whispers from Ghost Forest(ゴーストフォレストからのささやき)」と名付けられた動画。 アメリカ・ウィスコンシン州のゴーストフォレストという岩がそそり立つ海辺の風景。女性の英語でのささやき声で説明が入ります。
クラシルの料理音
説明
レシピサイトを運営するクラシルが料理を作る音と画像を投稿。クラシルは音の料理動画をいくつか作っていますが、この動画はチキンソテーワンプレート版。
野菜を切る音、肉を焼く音、コーヒーを淹れる音。全て小気味よい。
お腹すいてきます。
小池屋スコーン「スコ音」
説明
菓子メーカーの小池屋が、商品スコーンを食べる音(スコ音)と音楽をミックスさせた動画。リズミカルな曲に、スコーンをかじる時のさくっという音が合わさって、新たな世界に。
見て楽しいユニークな広告動画になっています。
モスバーガー 音までうまい
説明
モスバーガーの新商品「海老天七味マヨ」。音までうまいというコンセプトで作ったバーガーのさくさく感はハンパない。
味だけでなく、口の中に音も広がります。
コニカミノルタプラネタリウム満天
説明
ヒーリングプラネタリウムのプログラムを、池袋サンシャインシティのコニカミノルタプラネタリウム満天で上映しています。タイトルは「Milky Way & The Moon」。
この中で、アロマの香り、星空、音楽、心地よいナレーターといった内容に加え、波の音や雨の音といった環境音がリラグゼーション要素の一つとして使われています。
目と耳からリラックスできる空間に、思わず寝てしまいそうです。