ノイズキャンセリング付イヤホンってどれを選べばいいの?
ノイズキャンセリング付きワイヤレスイヤホンは、いろいろなメーカーから発売されています。
で、正直、どれを選べばいいの?と迷います。
そこで、売れ筋ランキングやレビューで徹底的に調査しました。
2023年3月現在、売れ筋・評判を考慮して選んだノイズキャンセリング機能付きワイヤレスイヤホンならこの3択。
アップルのAirPods Pro MQD83J/A
BOSE(ボーズ)のQuietComfort EarbudsⅡ
ソニーのWF-1000XM4
実勢価格は28,000円~39,800円となっています。
どれを選ぶべきか結論を先に言うと、
ポイント
- 音質重視 ⇒ BOSEのQuietComfort EarbudsⅡか、Sony WF-1000XM4
- iphoneユーザーで、ストレスなく使いたい ⇒ Apple AirPods Pro 第2世代
- 価格が手頃で、全方向のバランスを重視 ⇒Sony WF-1000XM4
ノイキャン付きワイヤレスイヤホンは価格高め
「ちょっと値段が高くない?!」と思うかもしれません。
ノイズキャンセリング機能は高い技術が必要と言われます。
音質にもノイキャン性能にもこだわったイヤホンは、どうしても高価になってしまいます。
ここでは売れ筋ランキング上位で満足度の高い、アップル AirPods Pro MQD83J/A、BOSE(ボーズ)のQuietComfort EarbudsⅡ、ソニー・WF-1000XM4を比較します。
目次
アップル AirPods Pro 第2世代 MQD83J/A
アップルのAirPods Pro MQD83J/Aは、2022年9月発売の最新モデルです。
音質、機能、装着感、操作性のバランスがとれていて、日常生活でストレスなく使えるところが人気の秘訣。
メリットとデメリットをまとめると、
メリット
最強クラスのノイズキャンセリング機能
外音取り込みも自然な音できこえる
クセがない中・高域の音質。低音は響く。
軽量で耳の形を選ばずフィットし、長時間使用も疲れない
ワイヤレス充電に対応
デメリット
Apple製品間のみマルチポイント対応
では、もう少し詳しく見ていきます。
ノイズキャンセリング機能
ノイズキャンセリング機能はトップクラス。
第1世代に比べて、更にレベルがアップしました。
電車の音は、気にならなくなり、カフェなどで隣の人の声がスッとなくなります。
音質
立体的に聞こえる空間オーディオを採用して高音質。いろいろな音源が楽しく聴けます。
低音が響き、中・高音はフラット。
音質にこだわる人以外は問題なく、万人に好かれる音質。
外音取り込み
周囲の音が自然に聞こえます。文句なし。
装着感
本体の片耳5.3gという軽さと形状で疲れません。
耳に優しいのに、落ちそうな感じにもなりません。
長時間ストレスなく使えるところが秀逸。
操作性
イヤホン側面を押すことで必要な操作が行なえます。
反応も素早く、ストレスがありません。
ソニー WF-1000XM4
2021年6月発売のソニー WF-1000XM4。
ハイレゾレベルの高音質と、ノイキャン性能を両立させて大人気。
価格も28,000円前後に落ちて購入しやすくなりました。
マルチポイントにも対応して、弱点がなくなりました。
メリットとデメリットをあげると、
メリット
ハイレゾ相当の高音質で音楽を楽しめる
高音質と両立したノイズキャンセリング
連続再生時間が長い
ワイヤレス充電に対応
マルチポイント対応
デメリット
少し大きめなので、長時間使用で耳が痛くなる人も
では、もう少し詳しく見ていきます。
音質
ハイレゾ音源並みの音質を再現できています。
ノイキャンと音質を両立させることに成功しています。
ノイズキャンセリング機能
ノイズキャンセリング機能は、電車の走行音や人の話し声をほとんど消音します。
最強クラス。
外音取り込み
かなり自然な音に聞こえる外音取り込み。
こもる感じもあるが、日常使いでは問題なし。
装着感
耳にフィットせず、長時間使用できない人が一定数存在。
イヤホンで耳が痛くなる人は注意。
BOSE QuietComfort EarbudsⅡ
BOSE QuietComfort Earbuds IIは2022年9月発売の最新モデル。優れた音質とノイキャン性能、装着感が人気。
メリットとデメリットをあげると、
メリット
重厚感のある音質
最強クラスのノイズキャンセリング機能
小型で装着感が良い
デメリット
ワイヤレス充電に非対応
マルチポイント非対応
では、もう少し詳しく見ていきます。
ノイズキャンセリング機能
最強クラスのノイキャン。
電車の音も周囲の音も全く気にならないレベル。
音質
BOSE特有の重厚な低音はそのままに、中高域もハリのある音質。
深みのある音質はトップレベルで、音楽を聴きたくなるクオリティ。
外音取り込み
自然に聞こえ,、問題なし。
付け心地
装着感は快適。
羽で支えるので、ホールド感も文句なし。
機能比較表
⇒ 横スクロールできます
Apple Airpods Pro第二世代 |
ソニー WF-1000XM4 |
BOSE QuietComfort Earbuds II |
|
ドライバーサイズ | 11mm | 6mm | 9.3mm |
重量 | 5.3g×2 | 7.3g×2 | 6g×2 |
連続再生時 (単体/ケース込) |
6時間/30時間 | 8時間/24時間 | 6時間/24時間 |
充電時間 | 5分充電で60分再生 | 5分で60分再生可 | 20分充電で120分再生 |
ノイズキャンセリング | 〇 | 〇 | 〇 |
ワイヤレス充電 | 〇 | 〇 | × |
マルチポイント | Apple製品間のみ | 〇 | × |
防水性 | IPX4 | IPX4 | IPX4 |
サイズ(本体)/mm | W21.8×H30.9×D24.0 | ー | W17.0×H30.0×D22.0 |
サイズ(ケース)/mm | W60.6×H21.7×D45.2 | W40.0×H67.0×D30.0 | W60.0 x H66.0 xD27.0 |
対応コーデック | SBC / AAC | SBC / AAC / LDAC | SBC / AAC |
通信機能 | Bluetooth5.3 | Bluetooth5.2 | Bluetooth5.3 |
価格 | 38,000円前後 | 28,000円前後 | 33,000円前後 |
BOSEは使用後の返却が可能
BOSEは公式サイトで購入した場合、一定期間内ならば使用後でも返品・返金が可能です。
公式サイトは直営サイト、楽天支店、Yahoo支店の3つ。
返却可能期間がサイトによって異なることには注意が必要です。
直営サイトは90日、楽天・Yahooは30日です。
Amazonは含まれません。
価格は3箇所とも同じですが、楽天・Yahooはポイントがつくのでセール期間などにはオトクに購入できます。
レンタルもできる
AirPods Pro MQD83J/A、BOSE(ボーズ)のQuietComfort EarbudsⅡ、ソニー・WF-1000XM4は、レンタルサービス・レンティオでレンタルができます。
ネットから申し込みをするだけなので、簡単です。
人それぞれ求める音質や、耳の形が違います。
購入前に自分の生活の中で使ってみると、「あー失敗した~」ということがなくなります。
Apple AirPods Pro 第2世代 MQD83J/A 7泊8日 5,980円~
Sony WF-1000XM4 7泊8日 4,980円~
Bose QuietComfort Earbuds II~ 7泊8日 7,200円~
となっています。
レンティオのレンタル詳細はコチラ。
まとめ
2023年3月現在、ノイズキャンセリング付きのワイヤレスイヤホンの選択肢は3つとなっています。
「どのノイキャン付きワイヤレスイヤホンを買えばいいの?」という答えは、
音質重視ならBOSEのQuietComfort EarbudsⅡか、Sony WF-1000XM4
iphoneユーザーで、ストレスなく使いたいならApple AirPods Pro 第2世代 MQD83J/A
価格が比較的手頃で、全方向にバランスのとれたイヤホンならSony WF-1000XM4
各々のワイヤレスイヤホンについてまとめると、
ソニーのWF-1000XM4は価格も下がり、全方向のバランスNo1。
満足できる音質、ノイキャンもトップレベル、ワイヤレス充電やマルチポイントにも対応。
気になるのは、若干大きめで、長時間使うのがツライと人がいること。
Apple AirPods Pro 第2世代 MQD83J/Aは、日常生活で便利に使えるワイヤレスイヤホンNO1。
ノイキャンもトップレベル、外部音の取り込みも自然、長時間の使用でも耳が痛くならないなど、日常生活でストレスフリーに使えるのがApple。
空間オーディオ機能が搭載されて音質もUPし、楽しく聴けます。
マイナスポイントとしては、価格が高いところ。
BOSEのQuietComfort EarbudsⅡは、音質重視派におすすめ。
高音・中音・低音が豊かに広がり、ワイヤレスイヤホンということを忘れるほど。
ノイキャンもトップレベル、装着感にも優れます。
残念な点は、ワイヤレス充電とマルチポイントに非対応なところ。
ノイズキャンセリングとは
「ノイズキャンセリングって何?」っていう人に。
ノイズキャンセリングとは、電車内や騒がしいカフェなどで、走行音や話し声などさまざまな騒音を軽減する機能。
周囲の雑音を低減するので、集中できる
音量を上げないので、音漏れの心配がない
音量を上げないので、耳に優しい
といったメリットがあります。
しくみ
ノイズキャンセリングは、周囲の騒音をマイクで拾い、その騒音を打ち消す逆位相の音を発生させることによって、騒音を軽減しています。
電車や飛行機での移動時はモチロン、家やカフェなどでも上手に活用すると、仕事や勉強がはかどります。
ノイキャンイヤホン購入のポイント
ノイキャンワイヤレスイヤホンを購入する時には、いくつか押さえたいポイントがあります。
ココがポイント
音質
装着感
連続再生時間
ノイズキャンセリングの強弱
マルチポイントの有無
ワイヤレス充電の有無
音質
ノイズキャンセリング付きイヤホンは、騒音を打ち消すための音を発生させてノイズを消しています。
そのため、元の音質が変化する傾向にあります。
音質が良いイヤホンはノイキャンが弱め、ノイキャンが良いイヤホンは音質がいま1つの傾向があります。
しかし、技術も日進月歩。ノイキャンと音質を両立したイヤホンも発売されてきています。
装着感
装着感は重要です。
自分の耳に合わないと、痛くて長時間の使用に耐えられなくなります。
耳の小さい人、痛くなりやすい人はイヤホンの重量や形に注意が必要です。
連続再生時間
連続再生時間が短いと頻繁に充電しなければなりません。
連続再生時間が長い方が使い勝手がよくなります。
ノイズキャンセリングの強弱
強力にノイズを押さえるイヤホンと、比較的自然にノイズを押さえるイヤホンがあります。
ノイキャン性能と音質の両立を目指すと価格が高くなる傾向にあります。
自分がイヤホンを使う環境で、強力なノイキャンが必要なのか、それよりも音質を重視した方が満足できるかを考える必要があります。
外音取り込み機能の優劣
外音取り込み機能は、内臓するマイクで周囲の音を集め、イヤホンを装着している状態で周囲の音を聞こえるようにする機能です。
外音取り込み機能をONにすると、イヤホンをつけたままでコンビニやスーパーでの会話も問題なくできます。
性能に優劣があり、自然に近い音と人工的な音に分かれます。
マルチポイントの有無
複数台の機器を同時にイヤホンに接続できる機能をマルチポイントといいます。
この機能があると、パソコンで会議をしながら、電話がかかってきたスマホで応答するということが手動でイヤホンを切り替えることなくできます。
スマホだけしか使わない人には必要ありませんが、複数台の機器とイヤホンをつなげたい人には大変便利な機能です。
ワイヤレス充電の有無
ワイヤレス充電に対応していると、充電機にのせるだけで充電してくれます。
充電するためにいちいちケーブルに必要ないので便利です。