YouTubeで朗読動画(静止動画)を視聴した時の通信量って気になりませんか?
「朗読って静止画だから、普通の動画に比べてそんなに通信量かからないでしょ。」って思いますよね。
でも、実は、YouTubeって静止画でも意外と通信量が多いんです。
事実なら、節約方法も知っておきたいところです。
今回は、静止画の通信量を検証、節約方法を考察してみました。
目次
静止画(朗読動画)の通信量
測定方法
iPhone本体の通信量機能を使って計測しました。
詳細はこちら。
Youtubeアプリで静止画の朗読動画を10分間流し、通信量を確認しました。
静止画(朗読動画)の通信量
静止画(朗読動画)の通信量は下記の通り。
画質 | 10分間の通信量 | 1時間の通信量 | 1Gまでの目安 |
144P(低画質) | 12M | 72M | 14時間 |
360P(標準画質) | 14.6M | 87.6M | 11時間 |
「1時間の通信量」と「1Gまでの目安」は、「10分間の通信量」から算出しています。
通常動画の通信量
通常の動画(画質360P)の通信量は下記の通り。
画質 | 10分間の通信量 | 1時間の通信量 | 1Gまでの目安 |
360P(標準画質) | 34M | 204M | 5時間 |
画像を視聴する場合の標準画質は360Pです。
360Pより画質を落とすと細部が荒くなります。
静止画の通信量は意外と多い
では、上の結果を踏まえ、YouTube・画質360Pの動画と静止画(朗読動画)の通信量を比較してみます。
動画と静止画では、確かに動画の方が多く通信量を使っています。
今回の検証では、ざっと見て静止画の通信量は動画の通信量の4割~5割程度でしょうか。
静止画は画像がまったく動かないのに、通信量が多い感じを受けます。
なぜか?
静止画であっても、動画ファイルとしてYouTubeに投稿されているからです。
静止画はデータ量が少ないため、動画より通信量は減ります。
が、少ないといっても限度はあります。
通信量の節約方法
アプリ・環境での節約方法
では、YouTubeで朗読を聴く時に通信量の節約をするにはどうすればよいのでしょうか。
解決策
- Wifiが使える環境でYouTubeを視聴
- 画質を一番最低の144Pに設定
といったことが考えられます。
Wifiが使える環境でYouTubeを視聴すれば、通信量は増えません。
Wifiが使えない環境で朗読を聴く時は、画質を一番最低の144Pに設定します。
朗読を聴くのに画面は見ないので、最低画質で問題ありません。
画質を下げれば、通信量は下がります。
他にいい方法はないのかな?
もう1つの解決方法
もう1つの解決方法とは、コンテンツをダウンロードすることです。
特にYouTubeで小説の朗読を聴くなら、コンテンツをダウンロードできるオーディオブックの方が格段に優れています。
オーディオブックとは、声優さん・俳優さんなどプロのナレーターが朗読してくれる「聴く本」のことです。
1.本はオーディオブックでダウンロードして聴き、
2.YouTubeでしか見れない動画は通信量を使ってもYouTubeで見る
というのが通信量を上手に使う賢い方法です。
実際、私もaudiobook.jpの聴き放題プランを1年以上使っています。
余計な通信量を使いたくないし、本を聴くためのアプリも使いやすいので、YouTubeで小説動画を聴く事はなくなりました。
オーディオブックの長所・短所
オーディオブックの長所をあげると、
ココがメリット
- ダウンロードできるので、聴くときに通信量が増えない
- 文豪の名作以外に近年のベストセラー本も聴ける
- ナレーターが上手なので物語に没頭できる
- 広告が入らない
- 倍速でも聴ける
オーディオブックは一旦ダウンロードしてしまえば、聴くときに通信量はかかりません。
そして、文豪の過去の名作だけでなく、近年のベストセラー本も聴けます。
YouTubeの朗読小説って、著作権の関係で新しい本がないですよね。
ナレーターが声優・俳優さんなどプロなので、物語の世界に浸れます。
うんざりするわずらわしい広告もなし。
オーディオブックは、YouTubeの小説動画のデメリットを全て解決してくれます。
一方、オーディオブックの短所をあげると、
ココがデメリット
- 有料
オーディオブックのデメリットは「お金を払わなければならない」という一点につきます。
ところで、「月額950円でオーディオブック聴き放題」というサービスがあります。
880円といえば、チェーン店のコーヒー2杯分。
これで、オーディオブック聴き放題なら安いのではないでしょうか。
この聴き放題は30日のお試し期間があります。
実際に使ってみて合わなければ、30日以内に解約すればお金もかかりません。
まとめ
YouTubeの静止画動画(朗読動画)は意外と通信量がかかります。
今回の検証では、通常の動画に比べて4割程度。
これは14時間聴くと1Gを使ってしまう計算になります。
通信量の節約方法として、Wifi環境でYouTubeを使ったり、画質を最低の144Pにするやり方があります。
更に、もう1つの解決方法としておすすめなのが、オーディオブックを使い、朗読コンテンツをダウンロードしてしまうことです。
オーディオブックは有料ですが、月額950円で小説・ビジネス書を含むオーディオブックの聴き放題というサービスもあります。
14日のお試し期間もあって、その間は解約も自由にできます。
オーディオブックで小説・ビジネス書を聴くと、ストレスなく読書ができるのはモチロン、話題が豊富になったり、仕事に役立つアイデアが学べたりといいことづくめですよ。
step
1通信量リセット
1.設定 ⇒ 一般 ⇒ モバイル通信と選びます。
step
2通信量リセット
1.下部の「統計情報をリセット」をタップして、今までに使った通信料をクリアします。
step
3通信量を確認
1.YouTubeで動画を10分間流します。
2.アプリ毎に使った通信量が表示されるので確認します。
余談ですが
この方法を使うと、普段、自分が使っているアプリの通信量も確認できます。